高齢の売主の売買決済|チャートで分かる、意思確認をいつ相談するか
90代の売主さんです。進めてよいのでしょうか
戸建ての媒介を受けました。売主さんは90代で、おひとりでお住まいです。お話しはできるのですが、同じことを何度か聞き返されます。このまま契約まで進めてよいのか、司法書士にはいつ言えばよいのかが分かりません。
気になった時点でお知らせください。媒介の段階でも早すぎません
ご高齢だからというだけで、売れないということはありません。売るご意思があるかどうかは、司法書士が売主さんにお会いして確かめます。担当者の方に見極めていただくものではありません。
ただ、確かめるのに時間がかかることがあります。一度の面談で確かめきれないこともありますし、契約の前にお会いしたほうがよいこともあります。決済の日が決まってからお聞きすると、面談の日を組みにくくなります。
司法書士が、面談で確かめること
面談では次のことを確かめます。権利証が見当たらないときは、同じ面談で本人確認情報も作ります。
- 売る物件と、売る理由をご自分の言葉でお話しいただけるかこちらから「はい」で答えられる聞き方はしません。ご自分の言葉でうかがいます。
- 代金がご自分に入るお金だとご存じか金額の細かいところまではうかがいません。
- ご家族のお話と、ご本人のお話が合っているか食い違うときは、ご本人からうかがいます。
面談は、ご自宅でも、入院先や施設でもできます(売主が決済に出席できないとき)。
お話しの様子で、面談の組み方が分かれます
選ぶと、いつお会いするかが分かります
お話ししてみて感じたままで結構です。
売主さんがご高齢だと分かった
売主さんとお話ししてみて、どう感じましたか
4とおりを、まとめて見る
受け答えははっきりしている
決済の日の前に面談します
- 決済の見込み時期
- 売主さんがいらっしゃる場所
ときどき話がかみ合わないことがある
面談の日を早めに組みます。契約の前にお会いすることもあります
- 決済の見込み時期
- 売主さんがいらっしゃる場所
- ご家族のご連絡先
一度の面談で確かめきれないこともあります。日を変えてもう一度うかがうこともあるので、早めにお知らせください。
ご家族から、判断が難しいと聞いている
お会いできるかどうかから確かめます
- 決済の見込み時期
- ご家族から聞いているご様子
ご意思を確かめられないときは、成年後見の手続によることになり、日数がかかります。
お会いしていない・分からない
お会いする日を、先に組みます
- 物件の所在地
- 決済の見込み時期
- ご家族のご連絡先
- すでに成年後見人が選ばれている場合は、審判書をお持ちかどうかをお知らせください。お住まいだった家を売るときは、家庭裁判所の許可が要ります。
分かれ道の全体を、図で見る

担当者の方からいただきたいもの
気になった時点でお知らせください。分からない項目は空欄で結構です。
- 決済の見込み時期まだ契約の前でも構いません。面談の日をここから組みます。
- 売主さんがいらっしゃる場所ご自宅か、入院先や施設か。市区町村までで足ります。
- ご家族が関わっていらっしゃるか窓口になっている方がいれば、ご連絡先もお知らせください。
司法書士から、ひとこと

小野田 敦士
- 司法書士
- 行政書士
- 宅地建物取引士
進めていいのだろうかと迷いながらお話を続けるのは、気持ちの重いことだと思います。そこは私が売主さんにお会いして確かめますので、気になった時点で声をかけてください。ひとりで抱えずに済みます。
この場面で、当事務所ができること
- 売主さんにお会いして、売るご意思があるかを確かめます
- 面談の日を、決済の日から逆算して組みます
- ご意思を確かめられないときは、成年後見の手続をご案内します
- 決済予定日
- 未定なら「◯月下旬」など見込みで構いません。
- 物件の所在地
- 市区町村までで足ります。土地・建物がいくつあるかも分かれば添えてください。
- 権利証の有無
- 未確認なら「未確認」とお書きください。
決済の見込み時期と、売主さんがいらっしゃる場所をお知らせください。まだ契約の前でも構いません。
この案件を相談する受付 10:00〜19:00/見積もりは無料です。個人名・地番は最初のご連絡では不要です。「出席できない売主・意思確認」で引き受けることを見る売主さんがご高齢のときに、よく聞かれること
認知症と診断されていると、もう売れませんか?
診断があるかどうかで決まるものではありません。お会いして、売るご意思があるかを確かめます。
ご家族が「本人は売ると言っている」とおっしゃっています
ご本人からうかがいます。ご家族が代わりにお答えになることはできません(家族が売主の代わりに手続するとき)。
面談は一度で済みますか?
その場のご様子によります。一度で済まず、日を変えてもう一度うかがうこともあります。